コロナワクチン中間まとめ 2021.11.17 すいごごカフェ 水谷淳子さん(耳鼻咽喉科開業医)【後編】

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前橋レポートをものともしないワクチン産業

 1962年には、集団生活してる子供がインフルをまき散らしているという学童防波堤論が盛んに言われて、子供はインフルワクチンを強制接種されてたんだけど、その中で死亡したり障害を負う子どもがちょこちょこいて、被害に遭った子供の親とかが運動をしだした。そんな中、今や忘れ去られているんだけど歴史的に有名な「前橋レポート」というものが出た。79年に群馬県で前橋市の小学生にワクチンを打たないで隣の高崎市には打って比べたら、インフルにかかる子供は前橋市と高崎市であまり変わらなかった、というもの。1年ごとに子供達から血液を採って抗体価を測って調べもしたけど、ワクチンをやってもやらなくても変わらないという結果が出た。

 被害者の人達の運動も増えて、1994年には予防接種法が改正され、強制接種から任意接種になった。でもその後、国としてはワクチンを製造するシステムを残しておきたいので、統計もとってないし証拠も何もないんだけど、“感染は防がないけど重症化を防ぐ”キャンペーンが行われて、少しずつワクチンを増やすようにもっていった。2001年に感染症法に2類という枠を作ってインフルエンザワクチンが復活した。

 それから2009年に新型インフルがものすごい流行ったんだけど、この時の騒ぎを今拡大再生産しているんだろうなと思う。この時、ワクチンが国産だけでは間に合わないので輸入することにした。買い上げ費用の予算は、1126億円。厚労省の見解は「感染症対策ではなく危機管理対策」。国はワクチンを輸入するために「新型インフルエンザ予防接種による健康被害の救済等に関する特別措置法」という法律を作った。今回のコロナと同じように、輸入ワクチンで健康被害が起こった時に、製薬メーカーが責任を負うことはないという契約をしてるの。被害を受けた人は製薬メーカーではなく、国相手に裁判しなきゃいけなくてハードルが上がった。もし医療裁判を起こすとなっても被害を負った人が証明しないといけないので、ものすごく難しくてだいたいみんな泣き寝入り。

 その時に新型インフルワクチンを接種した人は全国で2000万人くらいだけど、60歳以上はワクチンで亡くなった人の方が多かった。今は1億人くらい接種しているから、昔の人の方がもう少し流されてなかったのかな。

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治験段階のワクチンなのに3回目?

 3回目をやるかどうかが問題になってきている。ウイルスは変異していくから、2回接種したワクチンをすり抜けてくんだけど、素直にワクチンは効かないとは言えなくて“ブレイクスルー”と言っている。じゃあ何回やりゃいいんだと。今、外国の研究だとかがバンバン出てきてるけど、ワクチンを打っても打たなくても次に感染した時のウイルスの排出量は変わらない。厚労省も「基本的な性能として発症予防・重症化予防が想定され、感染予防の効果を期待するものではなく自分の身を守るためだ」と言っている。

 ワクチンの何が問題か。十分データがそろってない治験段階のワクチンをものすごい人数が打ってる。普通だったら出来るまでに数年~10年くらいかかるのに。打った後何が起きるかわからないけど、コロナにかかるよりはまだいいっていう感覚が行き渡ってるの。

 コロナワクチンとは、人工的につくったメッセンジャーRNAを筋肉注射して新型コロナのトゲトゲ(スパイクタンパク質)を体内に作ることで免疫反応が起こし、抗体が作られるというもの。でも、改造RNAが数日で分解してしまったらコロナの抗体は間もなく分解され消えてしまうため、体内に入り込んだmRNAはすぐ分解しないようにしてある。これが問題で、自己免疫疾患(免疫機構が何かの原因で狂ってしまい、自分自身の臓器に対する抗体をつくり、永久に攻撃を続けるようになるという病気)になるかもしれないし、数年後どうなるかはわからない。すごいことが世界中でされていると思う。義務でも強制でもないのに78%以上打ったというのは日本独特なんだろうなと思う。アメリカは強制力あるんだけど68%止まり。日本は流されるというか、隣の人が打ったからとか、そういう人が多い。自分で考えて社会から孤立していくのはきついんだろうなと思うんだけど。でも、他の人にうつさない、迷惑をかけないという意識で打ってる人が多くて、一事が万事そうなんだろうなと今更ながらびっくりしてる。

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