風の学校と大学受験&恋への道 2023.1.25 すいごごカフェ 前田直哉さんと風の学校メンバー(山口さん)【前編】

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いろんな体験ができる風の学校

前田:2000年代から、さいたま市の見沼区にある福祉農園にて、風の学校というチームが結成された。それ以来20年、学生及びご家族の皆さんが来て、いろいろな農作業や、夏のサバイバルキャンプ、秋の収穫祭などいろいろ行われています。私が風の学校に来たのは、20代後半の頃か30代前半の頃。最初は立教大学や東京農業大学の皆さんが来てた。今では猪瀬様が登場した明治学院大学の学生の皆さんも来ていて、20年以上も続いている。
山口(明治学院大学出身。直哉さんの介助者として):山口ゆうじです。よろしくお願いします。「風の学校と大学受験&恋への道」というテーマですが、直哉さん、風の学校はどういう場所ですか?
前田:さいたま市見沼区福祉農園で農作業をしてる。草取り。農作業。野菜の栽培と収穫。参加は、土曜、日曜、祝日。楽しい。日曜日は列車で行く。遊んだりもしました。みんなで作ったイベント。風の学校として。農業少年団という名のイベント。夏のキャンプはサバイバルキャンプ。数回行った。農作業したり、料理を作ったり、ご飯を食べたり、探検したり、農園のテントに泊まったりしました。
いろんな人が集まる。女子大生以外は短大生。大学生以外も来る。OB・OGの人。男子学生も。おじさまもいる。おばさまも。ご家族も。来ます。
山口:最近は女学生はそんなに来てないと思う。元々学生ボランティアだった皆さんが、今ほとんど人の親になって子供を連れてくるような場所になっていて、子供の方が多い時がある。大学の先生である猪瀬浩平さんが授業の一環で学生を連れてくることも、ままあると。
山口:直哉さんが20代の時、風の学校に来始めた時は女子大生が多かったの?
前田:女子大生がたくさんいた。目からハート出たり。匂い大好きだから恋しちゃいます。
吉原:最初の頃遅刻してたのは、若い人が少なかったから?行くけど終わる前に着いてたりしてたんでしょ?
山口:貴重な証言。じゃあ最近も遅刻気味なのはやっぱり若い人がいないからですか?この間サボりましたよね?前日、前々日くらいに来るってちゃんと確認したのに、結局来なかった。
前田:寒さ被害とかで早起きできなくなっちゃったから。今べしみに行く時には、女子大生が通っている時はドキドキしちゃうから、通り過ぎた後にべしみに行く。


デートに行きたい気持ちをラブレターで渡したい!

森住:この間、いろんなものを買って帰ってるのを見たから、お母さんの手伝いなのかなって思った。
山口:買い物は一緒に行かれるんですよね?その時は直哉さんは結構張り切ってる?
前田母:すごく張り切ってる。かごを持って、胸を張って。メモを見て、書いてある品物のところにまっしぐらです。イオンの中のどのへんに何があるかっていうのを結構知ってる。
吉原:彼はそういうの得意。駅も得意だし。得意なんだけど、そこに行くまでの過程でごちゃごちゃになる。
前田:女子大生にラブレターを書きたいと思うんですが。女子大生とかOLとか、匂いがプンプン漂う彼女に渡したいですが。子供の頃は書いてなかった。農園に来て以来書いてる。
吉原:去年だか一昨年だか、県立大で100枚くらいコピーして配ろうと思ったらしく、シュレッダーとかべしみの機械壊しちゃって、修理代請求されたの。そのへんがラブレター作家の始まりなのかなって思った。
前田:ラブレター作家の始まりはね、明治学院の女子大生とか県立大の女子大生に。返事はまだわかんない!渡せなかったから。まだ返事は来てないんですが。書いただけです。付き合いたいから書く。デートに誘いたいです。渋谷とか。大宮のライブとか。東京! 渋谷かお台場がいい。スカイツリーでも。
山口:ラブレターを渡そうとするその女の子自身はそんなに見てない感じがするんだけど、それは照れてるんですか?ちゃんと相手の女の子のこと覚えてる?
前田:あ~名前とかわかんない!女子メンバーにまたラブレター書きます。

【後編】https://room-yellow.seesaa.net/article/503109418.html

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