風・恋・学 2025.3.19 すいごごカフェ トーク：前田 直哉さん（風の学校、べしみ、職場参加 統一団体所属）
風
幼稚園から小・中・高校時代にかけて、私は風の中で生きてきました。そんな私を、宮沢賢治の『風の又三郎』になぞらえて「風の直哉」と呼ぶ人もいます。今も令和を生きる「私版・風の又三郎」です。
幼稚園は「さくら組」で、秋山先生と子どもたちと一緒によく遊びました。手遊びやみんなで協力して遊ぶこと、学ぶことが楽しかったです。でも、買い物中に迷子になったり、マンションに迷ったり、保育所に無断で入ってしまったりして、ママに怒られたこともありました。
小学校1年から6年までは、先生にげんこつをもらったり、いじめられたり、つらいこともたくさんありました。途中で「備後小学校」にも通いました。頭が悪くなるのではなく、頭が良くなることを目指して、先生に色々教わってきました。
習い事も色々やりました。塾やスイミング、お絵かき教室にも通いました。算数や国語を勉強したり、絵を描いたりしました。
中高生時代は、さぼりが多くて、授業の合間にトイレでツッパリに袋叩きにされて、体がボロボロになりそうでした。何度も立ち止まったり、途中で学校からどこかへ行ってしまったり、うまくいかない時期も多かったです。高校受験では不合格ばかりでしたが、最後まで学び続け、遊びながらも学び、高校にも合格しました。
高校はいまの吉川美南高校の定時制に通いましたが、途中下車や登校拒否を繰り返していました。それでも「働きながら学び、学びながら働く」の往復をしてきました。
落第による留年も経験しましたが、信じられないくらい驚きました。今は、また陶芸を始めようとしています。4月上旬から再開する予定ですので、頑張って続けていきたいです。
去年の夏ごろから、半年ほど風邪が長引いてしまいましたが、今はすっかり元気です。みなさんも風邪には気をつけてください。
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恋
10代のころから、私の青春時代が始まっています。私にとって「青春のハート」は特別なものです。毎年、ハートの絵を描き続けています。女の子の絵を描くきっかけは、テニスをしている女の子を描いたことでした。
夢や希望、恋や憧れを抱きながら、女の子を見ていると、胸がキュンとして、可愛らしい気持ちになるんです。女の子から胸にうつされる。アイドル歌手やテニス部うあチアガールの女の子からもね。
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澤：おいくつなんですか？
前田：52歳です。
澤：すごい、お若いですね！
（みんな）お上手！
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学
これからも勉強を続けていきたいと思います。このあとは橋本克己さんの番です。⇒ミニ手話タイム
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質疑応答
山下：大学ではどんなことを学びたいんですか？
前田：文学、社会、芸術、福祉です。いろいろなことを学び、お金を貯めて、恋愛や結婚もしたいです。
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質問：いじめられていたのは小さい頃ですか？
前田：中学時代です。ツッパリに袋叩きにされて、体がぼろぼろになっちゃったから。
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質問：高校を落ちたあと、1年間在宅して、せんげん台で「本当の学び」をしたと言っていましたが、その「本当の学び」とは何ですか？
前田：遊学舎で学んだ。ほかは分かりませんでした。
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質問：ラブレターをいろんな女性に出して、振られたことも多いと思いますが、落ち込むことは？
前田：変なことをするから振られてしまいます。
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質問：大学に行きたいと言っていますが、実際に受験しない理由は？
前田：受かったら貧乏になってしまうからです。
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質問：20校ぐらいパンフレットを集めたそうですが、どこに行きたいですか？
前田：東京六大学などに行きたいです。硬式野球部がある大学。
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澤：今日、障害者の性についての話がありましたが、普段から意識していますか？自分の性を外に出さないように気をつけているんですか？相談すると、どんな返事が返ってきますか？日本には障害者の性を補助する団体もあるんですよ。もっとオープンになればいいですね。
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澤：ラブレターで付き合った人はいますか？
前田：まだいません。
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澤：芸能人だと誰が好きですか？
前田：モーニング娘。やAKB、乃木坂、今でもハロプロが好きです。
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山下：線路に降りた話、聞かせてくれますか？どうして降りたんですか？
前田：女子学生に注目されたかったからです。駅員さんに乗車拒否されて、警察に連れて行かれました。本人がとんでもない。
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